PayPayカードは、バーチャルカードだけで使えるのか、プラスチックカードは必要ないのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、PayPayカードを利用する際の選択肢として「プラスチックいらない」使い方が成立するのかを詳しく解説します。
オンライン中心の人にはバーチャルカードが便利ですが、実店舗での使い方やタッチ決済の可否、併用することで得られるメリットなど、利用スタイルに合った活用法をわかりやすくまとめました。
PayPayカードをこれから作る方や、使い方に悩んでいる方にとって参考になる情報をお届けします。
- バーチャルカードとプラスチックカードの違い
- バーチャルカードのみを使う場合の制限
- 実店舗での支払いに必要な準備
- バーチャルとプラスチックの併用メリット
- 自分に合ったPayPayカードの選び方
PayPayカードはプラスチック不要?その選択肢とは
バーチャルカードとプラスチックカードの違い
PayPayカードには、バーチャルカードとプラスチックカードの2種類があります。
バーチャルカードの特徴:
- 物理的なカードは発行されず、スマートフォンやパソコンでカード情報を確認できます。
- オンラインショッピングやアプリ内決済など、インターネット上の取引に適しています。
- 申し込み後、審査が完了すれば即時に利用可能となります。
プラスチックカードの特徴:
- 実際のカードが郵送され、手元に届きます。
- 実店舗での支払いや、タッチ決済(Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBのタッチ決済)に対応しています。
- 申し込みから1週間から10日程度で届きます。
バーチャルカードはオンラインでの利用に特化しており、プラスチックカードは実店舗での利用に便利です。利用シーンに応じて、どちらか一方、または両方を選択することが可能です。
プラスチックカードを発行しない場合の影響
PayPayカードの申し込み時にプラスチックカードの発行を希望しない場合、以下のような影響があります。
利用可能な機能:
- バーチャルカードが即時発行され、オンラインショッピングやアプリ内決済に利用できます。
- PayPayアプリと連携することで、PayPay残高へのチャージやPayPayクレジットの利用が可能です。

制限される点:
- 実店舗でのクレジットカード決済ができません。
- タッチ決済や磁気ストライプ決済など、物理的なカードを必要とする支払い方法が利用できません。
- 一部の金融機関では、口座登録が郵送手続きのみ対応しており、プラスチックカードが必要となる場合があります。
プラスチックカードを発行しない選択は、オンラインでの利用に限定されるため、実店舗での利用を考えている方は注意が必要です。
実店舗での利用制限と注意点
バーチャルカードのみを利用する場合、実店舗での支払いには以下のような制限や注意点があります。
利用制限:
- バーチャルカードは物理的なカードが存在しないため、実店舗のレジでカードを提示して支払うことができません。
- PayPayアプリを通じたQRコード決済は可能ですが、すべての店舗が対応しているわけではありません。
注意点:
- 一部の店舗では、PayPayアプリでの支払いに対応していない場合があります。
- バーチャルカードをApple PayやGoogle Payに登録することで、タッチ決済が可能になる場合がありますが、対応状況は端末やブランドによって異なります。
- 「あんしん利用制限」機能を利用している場合、設定内容によっては実店舗での利用が制限されることがあります。

実店舗での支払いをスムーズに行いたい場合は、プラスチックカードの発行を検討することをおすすめします。
詳しい情報や最新のサービス内容については、公式サイトをご確認ください。

バーチャルカードのメリットとデメリット
即時発行でオンライン決済が可能
PayPayカードのバーチャルカードは、申し込み後の審査が完了すると、すぐに発行されます。

主なメリット:
- 即時発行:申し込みから最短7分で審査が完了し、バーチャルカードが利用可能になります。
- オンライン決済に対応:発行されたカード番号は、ECサイトやアプリでの支払いに使用できます。
- PayPayアプリとの連携:バーチャルカードはPayPayアプリ内で管理でき、支払いもスムーズです。
このように、バーチャルカードはオンラインでの買い物やサービス利用に非常に便利です。
国際ブランドの選択肢に制限あり
PayPayカードのバーチャルカードは、国際ブランドの選択に制限があります。
注意点:
- バーチャルカードのブランド:バーチャルカードはJCBブランドで発行されます。
- プラスチックカードのブランド選択:プラスチックカードを申し込む場合は、Visa、Mastercard、JCBから選択可能です。
- ブランド変更不可:一度選択したブランドは変更できません。
利用する店舗やサービスによっては、特定のブランドに対応していない場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
実店舗での利用には不向きな場合も
バーチャルカードは、実店舗での利用に制限があります。
制限事項:
- 物理的なカードがない:バーチャルカードは実体がないため、カードリーダーに挿入するタイプの決済には対応していません。
- タッチ決済非対応:バーチャルカードはタッチ決済に対応していないため、対応端末での支払いができません。
- QRコード決済の利用:PayPayアプリを利用したQRコード決済は可能ですが、全ての店舗が対応しているわけではありません。
実店舗での利用が多い方は、プラスチックカードの発行を検討すると良いでしょう。
プラスチックカードの特徴と利便性
実店舗での支払いがスムーズに
PayPayプラスチックカードは、実店舗での支払いに非常に便利です。
主な特徴:
- タッチ決済対応:Visa、Mastercard、JCBの各ブランドでタッチ決済が可能です。カードを専用端末にかざすだけで支払いが完了します。
- サインや暗証番号不要:一定金額以下の支払いでは、サインや暗証番号の入力が不要で、スムーズに決済できます。
- 広範な利用可能店舗:コンビニ、スーパー、飲食店など、多くの店舗で利用できます。

これらの特徴により、現金を持ち歩かなくても、スピーディーかつ安全に支払いが可能です。
タッチ決済やApple Pay、Google Payに対応
PayPayプラスチックカードは、スマートフォンとの連携にも優れています。
対応状況:
- Apple Pay:iPhoneやApple Watchにカードを登録することで、非接触型のタッチ決済が可能です。
- Google Pay:Android端末にカードを登録すれば、同様にタッチ決済が利用できます。
- QUICPay対応:Apple PayやGoogle Payを通じて、QUICPay加盟店でも利用可能です。
これにより、スマートフォンをかざすだけで支払いが完了し、財布を持ち歩かなくても買い物ができます。(SMBCカード)
国際ブランドの選択肢が豊富
PayPayプラスチックカードは、以下の国際ブランドから選択できます:
- Visa:世界中で広く利用されており、海外旅行やオンラインショッピングに便利です。
- Mastercard:Visa同様、国際的に広く受け入れられており、多くの店舗で利用可能です。
- JCB:日本国内での利用に強みがあり、日本の店舗やサービスでの利用に適しています。
これらのブランドから、自分の利用スタイルや目的に合わせて選択できます。
プラスチックカードの発行手続きと注意点
申し込み後の発行方法と所要日数
PayPayプラスチックカードの申し込みは、公式サイトやPayPayアプリから行えます。
発行の流れ:
- 申し込み:必要事項を入力し、本人確認書類を提出します。
- 審査:最短2分で完了します。
- カード発送:審査完了後、1週間から10日程度で登録住所に届きます。
なお、口座登録が済んでいる場合は、カード到着前でもバーチャルカードとしてオンライン決済が可能です。

発行後のキャンセルや変更は可能か
PayPayカードの申し込み後、審査が完了するとキャンセルや変更は原則できません。
注意点:
- キャンセル不可:審査完了後は、カードのキャンセルやブランド変更はできません。
- 解約手続き:カードを受け取った後は、会員メニューから解約手続きが可能です。
申し込み時には、ブランドやデザインを慎重に選択することが重要です。
発行時の口座登録方法と選択肢
PayPayカードの支払い口座は、オンラインまたは郵送で登録できます。

オンライン登録:
- 対応金融機関:PayPay銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行などが対応しています。
- 手続き方法:会員メニューから「お支払い口座の確認・変更」を選択し、案内に従って手続きします。
郵送登録:
- 必要書類:預金口座振替依頼書を取り寄せ、必要事項を記入して返送します。
オンライン登録は即日反映されるため、スムーズな利用開始が可能です。
PayPayカードの選び方とおすすめの使い方
自分の利用スタイルに合ったカードを選ぶ
PayPayカードには、バーチャルカードとプラスチックカードの2種類があります。
バーチャルカードの特徴:
- 即時発行:申し込み後、審査が完了するとすぐに利用可能です。
- オンライン決済に特化:インターネットショッピングやアプリ内決済に便利です。
- 物理的なカードが不要:カードの紛失リスクがありません。
プラスチックカードの特徴:
- 実店舗での利用が可能:タッチ決済やカード挿入による支払いができます。
- Apple PayやGoogle Payに対応:スマートフォンでの支払いもスムーズです。
- 国際ブランドの選択肢が豊富:Visa、Mastercard、JCBから選べます。
自分の利用スタイルに合わせて、バーチャルカードとプラスチックカードのどちらか、または両方を選択すると良いでしょう。
バーチャルカードとプラスチックカードの併用方法
PayPayカードでは、バーチャルカードとプラスチックカードを併用することで、より便利に利用できます。
併用のメリット:
- オンラインと実店舗の両方で利用可能:バーチャルカードはオンライン決済に、プラスチックカードは実店舗での支払いに適しています。
- ポイント還元の最大化:両方のカードを使い分けることで、ポイント還元の機会を逃しません。
- セキュリティの向上:オンラインではバーチャルカードを使用することで、カード情報の漏洩リスクを軽減できます。
PayPayカードの併用により、さまざまなシーンでの支払いがスムーズになり、ポイントも効率的に貯めることができます。
ポイント還元やキャンペーンの活用法
PayPayカードを活用することで、さまざまなポイント還元やキャンペーンの恩恵を受けることができます。
主な活用法:
- PayPayステップの達成:月間の利用回数や金額に応じて、最大1.5%のポイント還元が受けられます。
- キャンペーンの活用:特定の期間や条件で、追加のポイントや割引が提供されるキャンペーンが実施されています。
- Yahoo!ショッピングとの連携:5のつく日など、特定の日に利用することで、さらに多くのポイントが獲得できます。
これらの特典を活用することで、日常の支払いがお得になります。最新のキャンペーン情報は、公式サイトで確認することをおすすめします。
これらの情報は、以下の公式サイトを参考にしています:
詳しい情報や最新のサービス内容については、公式サイトをご確認ください。
記事のポイント
- バーチャルカードは即時発行でオンライン決済に特化
- プラスチックカードは実店舗での支払いに適している
- バーチャルカードのみではタッチ決済が使えない
- プラスチックカードがあればApple PayやGoogle Payに対応可能
- 国際ブランドはプラスチックカードの方が選択肢が広い
- 実店舗利用が多い場合はプラスチックカードが必要
- バーチャルカードはJCBブランドに限定される
- カードの申し込み後はキャンセルやブランド変更ができない
- オンライン決済と実店舗の支払いで使い分けると便利
- PayPayステップやキャンペーンを活用すると還元率が上がる
- オンラインで口座登録すればすぐに利用を始められる
- バーチャルカードのみの利用は一部サービスで制限を受けることがある